日本政策投資銀行「DBJ BCM格付」の取得について

株式会社ヤマコン(本社:山形県山形市、コンクリート圧送業)は、防災や事業継続への取り組みを評価する株式会社日本政策投資銀行(東京都千代田区、以下「DBJ」)の格付融資制度「DBJ BCM格付」において、防災及び事業継続への取り組みが十分とする格付を取得しました。この制度は、DBJが開発した独自の評価システムにより、防災及び事業継続への取り組みが優れた企業を評価・選定するという、「BCM格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューとなります。今回の審査では、以下の取り組みが評価されました。

BCM_2022.jpgのサムネイル画像概要

(1) トップマネジメントが参加するBCM推進会議を通じて都度課題点の洗い出しを実施し、自然災害リスクの低減に向けて耐震化工事や事務所機能の移転を行うなど、ハード面から従業員の生命安全確保に資する防災対策を実践している点

(2) 地域を支えるインフラ事業者としての社会的役割を認識し、地域防災への貢献の観点から行政主催の合同防災訓練に継続的に参加しているほか、有事における顧客・社会からのニーズに応えるべく重要業務の選定や目標復旧時間の設定を行っている点

(3) 上記社会的役割を果たすため、調達先の複数化や優先供給協定の締結を通じてサプライチェーン上のリスク低減に努めていることに加え、業界団体との間でリソース融通を想定した協力関係を構築するなど、事業継続力向上に向けた個別の取り組みを展開している点

弊社は、先の東日本大震災の経験から、災害時に被害を最小限に抑え、早期に事業を再開する「BCP」を導入し、業界では初となる内閣官房の国土強靭化貢献団体「レジリエンス認証」を取得するなど事業継続力強化に努めてきました。引き続きサービスの安定供給に向けた取り組みを強化してまいります。

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2022年7月28日 16:01